勃起回復術!精力アップのツボ14個
昔はアソコも元気で心置きなく過ごしていたのに、今ではウンともスンとも言わないと悩んでいる方が後を絶ちません。男性の精力は年齢を重ねることで、徐々に減っていきます。そんな悩んでいる男性を見て、元気になって欲しいという思いから情報を集めるパートナーもいます。ですが、限られた時間で対策するのも大変ですよね。お互いが気持ちよくなるために、精力アップに効果的なツボマッサージをご紹介しましょう。なぜ精力アップにツボマッサージが効果的なのか、またツボマッサージをする上での押さえておきたいコツを順にお話していきます。
目次
ツボマッサージの効果とは?
ツボマッサージと聞いて、誰しも心の中で「ツボ押して本当に勃起できるの?」と疑問を感じる方も多いのではないでしょうか。東洋医学の考えでのツボとは、全身に張り巡らされたエネルギーの流れと血液の流れが循環し、その2つの流れが交差する場所のことを指します。(1) 例えば、万能ツボと言われる「合谷(ごうこく)」は、親指と人差し指の間にある水かきの骨寄りのところにあります。
体の中の2つの流れが、何らかの原因で滞ってしまうと、今まで機能していた体の生理現象が上手く働かないこともあります。ツボを押すことで、2つの流れがスムーズに機能し、その結果元気を取り戻す効果が期待されます。勃起するためにはアソコに大量の血液を送る必要があるので、試してみる価値アリです。
実践編!精力アップのツボ
私たちの体には、361個のツボがありその中で精力アップに関するツボは14個あります。それぞれのツボについてマッサージするときの方法を見ていきましょう。
1.手にある精力アップのツボ
手の勢力に関わるツボは主に3つあります。手のツボは数ある部位の中でも、生活に取り入れやすいものが多いので、通勤や通学中などに試してみましょう。
三焦経(さんしょうけい)
左手の薬指にある三焦経は、自立神経に関わるツボです。自律神経は、体の中の天びんとして内臓機能やホルモン量のバランスをとる働きがあります。このバランスが崩れると体調不良の原因になります。勃起には自律神経が大きく関わってきます。ツボの場所は、親指寄りの左手薬指の爪角の部分です。マッサージの時には、少し強めに押すのがコツです。
商陽(しょうよう)
商陽は、人差し指の親指寄りの爪角の部分にあります。精力アップとして、古くから親しまれてきたツボです。男女共に性感が増します。その他に背中や首、肩のコリを和らげたり、血流をよくしてくれたりします。左右の手、どちらも爪の脇を痛気持ちいい程度に挟むことがコツになります。
合谷
合谷は、ツボをあまり知らない人でもTVなどでよく耳にするツボではないでしょうか。精力アップの他に疲労回復や血行改善に効果的なツボです。ツボ押しする時は、5秒じんわり押して、5秒かけて戻すことを1分ほどやってみてくださいね。
2.耳にある精力アップのツボ
耳の精力アップに関わるツボは、耳輪(じりん)と対耳珠(ついじしゅ)、腎、珠間切痕(しゅかんせっこん)の4つがあります。読み方やツボの位置は難しいですが、耳つぼのとっておきのコツをお伝えします。
耳輪
耳輪は、耳介の付け根にあり外生殖器にあたります。男性だとペニスや陰嚢、女性だと大陰唇やクリトリスなどの機能を高めるツボになります。
対耳珠
対耳珠とは、耳タブのすぐ上にあるコリっとした部位で、精力アップの場所はこの対耳珠の裏側にあります。睾丸の機能アップに効果的と言われています。
腎
腎は、耳穴の上にある耳輪脚(じりんきゃく)のななめ上にあります。精力や若返り力をアップさせてくれる嬉しいツボです。
珠間切痕
珠間切痕は、耳穴のすぐ下のくぼみに位置します。このツボは、内分泌に関わり男性ホルモンや女性ホルモンの分泌を促してくれます。
耳ツボのマッサージの方法は、精力アップの部位を人差指でじっくり押す方法があります。また細かい場所であれば、綿棒を使ってみるのも良いでしょう。
ただ、耳ツボについて「不器用だから私にできそうにないな。」と思った方もいるのではないでしょうか。
耳ツボには即効性はありませんが、継続することで嬉しい効果が目白押しです。そして、耳には様々なツボがあるため次の方法であれば誰でも簡単にできます。
はじめに、耳を手で閉じたり開いたりします。慣れてきたら耳を外に向かって引っ張ったり、時計回り・反時計回りに動かしたりを1分ほど行います。これで耳にある大半のツボをまとめて刺激できるので楽チンです。
3.お腹にある精力アップのツボ
お腹の回りにはツボが多く集まっていますが、ツボ押しに慣れていないと内臓に対してダイレクトに押すことになってしまうので、マッサージでのコツをしっかり押さえておきましょう。
八髎穴(はちりょうけつ)
八髎穴は、骨盤を構成する尾てい骨と呼ばれる骨にある4つのツボです。このツボは、眠っている時に機能し性感に関係します。このツボを押すとリラックス効果も期待できるので、セックスをする際にお互いに押し合うこともオススメです。押すときのコツは、こぶしの第2関節を当て、回すように押してみましょう。
大赫(だいかく)
大赫は、おへその下に指4本ほど移動した真下の地点から左右に親指半分ほどずらした位置になります。ここを押すと、性器への血行がよくなり、不妊症やED改善にも効果的だと言われています。押すコツは、人差し指や中指、薬指を両手でそろえて、リズムよく押してみましょう。
間元(かんげん)
間元は、おへその真下に指4本ほど移動したところにあります。男性不妊症の対策としても取り組まれるツボで、女性の更年期障害にも効果的です。両手を重ね、お腹の動きに合わせて押すのがコツです。この時、力を入れすぎないで優しく押してくイメージで行ってください。
4.腰や生殖器にある精力アップのツボ
腰回りには様々なツボがあり、精力アップだけではなく、腰痛や冷え性改善にも良いと言われています。また女性の場合、生理痛にも効果があるので試してみるのも良いでしょう。
腎兪(じんゆ)
腎兪は、腕をまっすぐにおろした時、肘の高さにくる腰骨から左右に指2本ほど離れた場所にあります。分かりづらい場合は、ウエストの1番くびれているラインにあわせてください。腎兪のマッサージする時は親指を当て、腰を反らすようにじんわり押していくことがポイントです。
命門(めいもん)
命門は、腎兪の中間に位置するツボです。腎兪と命門のツボは、男性機能の改善を促します。マッサージの時は、腰骨の上のため押しづらさがあります。両手の中指を重ね、30回ほど押してください。この時、力が強くならないように注意しましょう。
会陰(えいん)
会陰は、外生殖器と肛門の中間にあります。男性の場合、前立腺を刺激しやすいツボのため気持ちいいと思う方が多いツボです。女性も膣の下付きや上付きと違いはありますが、女性にとって精力だけでなく疲労回復やデトックスも促してくれます。繊細な部位のため、やさしくじんわり押すイメージで取り組みましょう。
5.足にある精力アップのツボ
足の中でも簡単に取り組めるツボとして築賓(ちくひん)があります。簡単に取り組めるので、早速やってみて欲しいツボになります。
築賓
築賓は、くるぶしからひざまでを三等分した時に下の点にあたる部位です。精力減退だけではなく、足の冷えやむくみ、疲れの改善に効果があります。ふくらはぎ全体の筋肉をつまむイメージで築賓を押します。この時、親指の爪を立てないで指の腹でおすようにしましょう。
ツボを押さえて精力増強へ
体には数多くのツボがあり、その中には精力アップに特化したツボもあります。最近、体が疲れて勃起するに時間がかかる方やパートナーと気持ちよくなりながら精力アップしたい方にはぜひオススメな方法になります。体のコミュニケーションが深まると、セックスもより一層快感が増します。今回ご紹介したツボマッサージをゆっくりと行うと、スローセックスの前戯にも使えますので試してみてくださいね。
参照先:
1.ツボって何?公益社団法人大阪府鍼灸マッサージ師会 https://www.osmk.osaka.jp/f_tsubo_q&a.html